
おもちゃは雑菌の巣窟になりがち。汚れた手で触ったり、口に入れたりして、どうしても雑菌がついてしまうのです。幸い、布製おもちゃの多くは洗濯機で洗えます。プラスチック玩具には食器洗い機が使えるものも。木製玩具の場合は、洗剤を入れた水につけてすぐ取り出し、水気を拭き取ったら布の上に広げ乾かしてください。物によって洗浄方法が違うので、取扱説明書で確認して対応しましょう。
子ども部屋は、子どもたちが直に座ったり、這い回ったり、遊んだりするところ。なので、床は頻繁に掃除が必要です。ラグマットは、掃除機を「強」でかけてください。カーペットも定期的に洗いましょう。洗濯機で洗えるものを選んでおけば、いつも清潔に保てます。洗えないタイプの場合は、除菌剤などでケアを行いましょう。
カーテン、枕カバー、シーツ、布団カバー、リネン類や毛布はホコリとダニを引き寄せてしまうので、マメに洗濯する必要があります。布団や枕も、洗濯表示をよく見て、可能なら洗濯機で洗ってしまいましょう! マットレスやマットレス台の板のホコリをはらういい機会にもなります。
細菌類は気温が高いと急速に増えていくので、子ども部屋は毎日空気を入れ換えてください。夏場は27~28℃、冬場は19〜20℃が理想的な温度です。夜中まで暖房をつけっぱなしにしていることが多い冬でも、換気は必要です。
ベビー専用の子ども部屋も頻繁に使う場所ですから、しっかり掃除しなければいけません。そして、必要なときすぐ使えるように、ウエットティッシュを一箱置いておきましょう。掃除の際、ドアやドアノブ、電気のスイッチ、戸棚やたんすの取っ手など、よく触れるところには特に気を配り、汚れが気になる場合はウエットティッシュでサッとひと拭き。使用済みオムツを入れるバケツやおまるも定期的な消毒が必要です。

子ども部屋のベッドには、子どもが自分で簡単にベッドメークできるよう、軽い羽根布団と袋状のカバーをチョイス。そして、部屋の中も、自分で片付けられるように工夫してあげてください。たとえば、低めの整理棚やふた付き収納箱、カラーボックスなどを置くと、遊んだあと、使ったものを片付けるよう促しやすくなります。きれいにお片付けできたら、ほめてあげることもお忘れなく!


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