部屋の中がおもちゃであふれかえり、もう箱や収納場所が一杯になってしまったら?部屋がもっと散らかる前に、思いきっておもちゃを片付けて部屋をすっきりさせましょう。ただし、おもちゃはあくまでも子どもの持ち物。おもちゃを片付けるときにちょっと役立つポイントをご紹介します。
おもちゃのオススメ片付け法

① おもちゃの片付けをゲームにして楽しむ
たとえば雨降りの日に、子どもと一緒に“お片付けゲーム”をしてみては?選別作業も、こうして遊びの一環に取り入れれば、よりすんなり進むでしょう。人形やミニカーなどのおもちゃを、「もう要らない物」「他の子にあげる物」「まだ使う物」の3種類の段ボールに分けることを、ゲーム感覚で楽しめます。
② 捨てる前に、一週間ゆっくり考えさせる
子どもの気持ちが変わるかもしれません。上記の3種類の段ボールをすぐに閉じて捨ててしまわないように。一週間、子どもにゆっくり考えさせる時間を作りましょう。
③ 箱の中身を整理する
部屋を片付ける時は、棚やカゴ、箱の中を整理するいい機会です。ぬいぐるみ、積み木などカテゴリ別に整理してみましょう。ついでに、中に何が入っているか分かるようにステッカーや写真、ラベルなどを貼っておきましょう。後で、おもちゃを取り出す時にも便利です。
④ 最後に決めるのは子どもに任せる
おもちゃをどこかに寄付するか?お友達にあげるか?といった選択は子どもに任せましょう。お子さんが大きくなってからも、自分の大切なものの「これから」を自分で決めることができるようになるでしょう。
やってはいけないNG集

➀ 大人が勝手に捨ててしまうこと
大人にとってはつまらないものでも、子どもにとっては宝物だということも。大人が勝手に捨ててしまって、子どもが帰宅しておもちゃがないのに気づき、哀しい思いをするかもしれません。
➁ 全部キレイに片付けてしまうこと
お母さんたちが、子どもの部屋をキレイにしてしまうことはやめましょう。子どもに自分の部屋の片付けを任せれば、自立心や整理の習慣を身につけさせることにも役立つはず。また、全部を片付けてしまうのではなく、特別な「宝物箱」を作って保管しておくのがオススメです。中に何を入れるかは子どもに任せ、その箱は秘密の場所に眠らせておきましょう。大人になってその箱を発見した時、感激し、子ども時代の思い出に浸ることができるように。
③ 大げさにすること
“おもちゃとさよなら”させるなど、大げさな事はやめましょう。おもちゃとの別れは良いことであって、子どもが成長した証なのです。でも、別れが辛いようならクリスマスやお誕生日を待ちましょう。子どもは新しいおもちゃを貰うと、きっと古いおもちゃが目に入らなくなるからです。

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