【今だけ一般公開中】第4回:羽生選手が語る、成長の軌跡[新天地・カナダ〜現在編]

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震災後、羽生選手が本拠地に選んだのはカナダのトロント。ここからソチオリンピックへと羽ばたき、見事金メダルを獲得したのは記憶に新しいところです。「成長の軌跡」第3回目の今回は、カナダでの生活や家族との時間、オフの日の過ごし方、そしてこれからの目標について語っていただき、羽生選手の新たな一面に迫りました。

羽生選手インタビュー

新天地、カナダの日々

-2012年から、羽生選手は新しいコーチであるブライアン・オーサー氏に師事するため、仙台を離れカナダのトロントにある名門スケートクラブを本拠地にしています。世界中のスケーターと共に実力を磨き合う新天地での日々の中で、どんな変化があったのでしょうか。

世界中のライバルがいる、
緊張感をくれるリンク

カナダへ行き、これまでと大きく環境が変わったことは刺激になりました。カナダを選んだのは、4回転ジャンプが得意なハビエル・フェルナンデス選手がいることもかなり大きかったです。僕は、緊張感があった方がいいパフォーマンスができると思っています。ジャンプも、試合前の公式練習の時に初めて成功することも多いのですが、それは、目の前でライバル選手たちが滑っているから。ここにはそれと同じような緊張感があるんです。目の前でハビエル選手がジャンプを跳ぶ。「うまいな」、「負けたくない」と思う。そんな緊張感の中で日々練習することは、自分にとって大きなプラスになりました。

基礎力とメンタル面の強化が、
結果につながった

カナダのクラブは、フィギュアスケート専門のリンクなので氷の上に立つ時間も多くなり、練習時間そのものが増えました。練習の内容も基礎のスケーティングから見直し、体力アップトレーニングの強化などの内容、そして質も変わりました。またコーチから、試合の時の集中の仕方や気持ちのコントロール方法を教わったことも、ソチオリンピックへの自信につながったと思います。

今の生活、家族のこと

-現在はカナダを拠点に世界中を駆け回り、オフシーズンも日本でのアイスショーなどスケートに明け暮れる日々。貴重なオフはどのように過ごされているのでしょうか?2013年には早稲田大学に進学し、学生の顔も持つ羽生選手。家族との過ごし方など、羽生選手の素顔に迫りました。

氷に乗らない日は、学校の課題を

オフシーズンといっても、アイスショーや取材などもあるので、純粋なオフはあまりないです。オンシーズンでも、体調のコントロールを考えると、練習と休みのバランスを取ることも大切なので、氷に乗らない日もよくあります。その時は、基本的には勉強しています。今、情報科学を専攻しているのですが、課題がけっこう大変なんです。ネット上で授業を受講して、レポートを書かなくてはいけなくて、時々テストもあります。課題も毎週出るので、夏休みの宿題みたいに最後にまとめて、というわけにはいかないです(笑)。

離れている分だけ、
家族の時間を大切に感じる

休みがあっても、母と僕はトロントに、父と姉は仙台にいるので、家族全員で過ごす時間はあまりないです。家族で旅行へ行ったりすることもほとんどなくて…。姉と父には「夏休みはカナダに来られたらいいね」と話しているのですがなかなか実現できません。家族が揃うのは、アイスショーのために日本に戻って、実家に帰った時とかです。みんなでテレビのニュースを見ながら話したり、姉とゲームをしたり。ごく普通の家庭の風景だと思いますが、離れて暮らしている分だけ、その時間の貴重さを感じます。

大切にしていること

-2014年は大会中の衝突事故などもありましたが、それを乗り越え、2015年の4月の国別対抗戦ではショートプログラム、フリースケーティング共に個人1位に返り咲きました。さらに、エキシビションでは4回転ループを成功させ、ベストな状態でシーズンを終えた羽生選手。今、どんな目標を抱いているのでしょうか。

日々、課題を見つけて挑んでいくこと

毎日練習していれば、必ず課題にぶつかります。例えば4回転ループは、いつでも完璧に成功するわけではないし、跳ぶシチュエーションによっても変わってきます。ジャンプだけではなく、スケーティングやスピンでも同じことが言えます。コンディションのいい日、思うようにいかない日もある中で、今日はここがダメだったから明日こうしてみようとか、その都度、その課題に向き合って、挑んでいくこと。常に自分の中で課題を見つけて克服していくことが大切だと思っています。

羽生結弦選手
カナダに移動後〜現在までの歩み

2012
17歳
カナダへ渡る、全日本選手権初優勝。
2013
18歳
早稲田大学へ進学、
グランプリファイナル初優勝、
全日本選手権2連覇を達成。
2014
19歳
ソチオリンピック金メダル、
グランプリファイナル2連覇、
全日本選手権3連覇。
2015
20歳
国別対抗戦においてショートプログラム、
フリースケーティング共に個人1位に輝き、 2014-2015シーズンを締めくくる。

今回まで、羽生選手の「成長の軌跡」を
お届けしてきました。
YUZU DAYS第5回目からは、新しいテーマで、
さらにインタビューを続けます。
ここでしか読めないエピソードが満載!
お楽しみに!

ママの公式スポンサー P&Gの想い

P&Gは「ママの公式スポンサー」(海外では「Thank you, Mom」)というテーマで、オリンピックを応援し続けています。ロンドン2012オリンピックから、ソチ2014冬季オリンピック、リオ2016オリンピック、平昌2018冬季オリンピック、そして2020年の東京オリンピックまで、P&Gはこのテーマを世界中で伝え続けていきます。

オリンピックは、選手の活躍によって生まれる感動だけでなく、選手とその選手を子どものころからずっと支え続けてきた家族とのつながりを強く感じられる機会でもあります。そんな彼らの絆に触れることで、世界中の人々にも自分のママや家族の大切さ、感謝の気持ちに改めて気づいてほしい。このテーマには、P&Gのそんな願いが込められています。

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