雑誌やネットには、世界中のたくさんの健康法が紹介されています。一体どれが本当に効果のある方法なのか、わからなくなってしまうほどですね。こんな時ほど、日本の昔ながらの食事を見直してみるのはいかがでしょうか?体にやさしい和食料理を提供する人気料理店「まごわやさしい」の料理長・瀬戸久善さんにお話を伺いしました。
「まごわやさしい」は、日本に昔からある、食卓でおなじみの食材の語呂合わせ。頭文字の7つの食材を、一食、もしくは一日の食事に取り入れるという、カンタンで体にやさしい食事法です。日本人の3人に2人が、生活習慣病にかかると言われる時代。今こそ、日本の昔ながらの和食を見直し、取り入れることで、健康な食生活を始めてみませんか?
健康な食事に大切なのは、健康にいい食材をバランス良く食べること。「まごわやさしい」の7つの食材は、それぞれに健康や美容に効果のあると言われるものばかり。まんべんなく毎日の食事に取り入れるだけで、自然と栄養バランスのとれた食事が出来上がります。
作るのに必要なのは、「まごわやさしい」という合言葉だけ。複雑な栄養成分を暗記したり、細かいカロリー計算をする必要ありません。食べてはいけない食材や摂取量の制限もないので、無理なく気軽に、毎日続けられます。
昔の暦では、日本の季節は二十四に分けられます。(=二十四節気)いつもより少しだけ「旬」を意識して献立を作るとよいでしょう。旬の食材は栄養価も高く、美味しさ抜群。美味しさを引き立てる調理法で仕上げれば、その時にしか味わえないご馳走になります。
健康にいい食材をふんだんに使った、人気料理店「まごわやさしい」の献立をご紹介!毎日の食事から、体と心にやさしい生活を始めてみませんか?
- そら豆は、タンパク質、ビタミン・ミネラル類がたっぷり。みずみずしくやわらかい新玉葱は、炭水化物を分解し、そのエネルギーを脳へ供給して脳神経を活発化させる効果があります。
- ごまには骨粗しょう症の予防や貧血の改善に効果的!ゴマリグナンという成分がガン予防、老化防止に効果があるとされています。
- 和食の出汁として昔から愛されてきた昆布。食塩の取り込みを抑え、脳卒中や高血圧予防、血中コレステロール値を低下させてくれる効果があります。
- 梅は「医者いらず」と言われています。クエン酸がエネルギー代謝を活発にし、疲労回復に効果絶大。栄養成分が豊富な大葉は、精神安定、貧血、腹痛、食欲増進、神経痛、リュウマチ、脚気、ガン、動脈硬化、骨粗しょう症、花粉症などさまざまな悩みに効果を発揮してくれます。
- 縁起のいい魚として人気のある鯛。真鯛は生活習慣病や視力低下、脚気などを予防してくれます。ダイエットや美肌づくりにもおすすめの食材です。
- 椎茸は、生活習慣病を防ぐエイジング食品としても注目されています。低カロリーのためダイエットや肥満防止にも。春が旬のアスパラは、毛細血管を強化し、高血圧や動脈硬化を防止します。
- じゃが芋はビタミン・ミネラルが多く含まれており、皮膚・粘膜の浄化、再生に有効。美容食にも抗潰瘍食としても格好の食材です。
「まごわやさしい」三田店
白を基調とした完全禁煙の店内で、体にいいお食事を楽しめる『まごわやさしい』。貸切・個室のご要望等お気軽にお問い合わせ下さい。お子様連れも歓迎です。メニューは2週に一度変わり、『まごわやさしい』のすべてを旬の食材で味わえます。
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