冬でもキレイな手元で
マラソンの一大イベント2月の「東京マラソン」。見るのも、参加するのも楽しみです。ジョギングはオシャレなウエアも増え、今やファッショナブルなスポーツとして人気も定着。揃える道具も少なく、すぐに始められるおすすめのスポーツ。今回は、初心者でも分かりやすい走り方のポイントを解説します。


走る前にきちんとウォーミングアップをすることによって、靭帯や腱の損傷、筋肉痛を予防することができます。その場で数分間軽く走り、ストレッチをして筋肉をほぐしておきましょう。

最初から無理をしないように!まずは落ち着いてゆっくり走り出し、自分の走るリズムを見つけましょう。走っている最中にお喋りができるくらいのスピードが、ちょうど良い速度だと一般的にいわれています。

走る時の歩幅が狭いほど、エネルギーの消費は少なく、疲れも抑えられるといわれています。そして、当然のことながら、右腕と左足、もしくは左腕と右足を同時に前に出すのが基本。腕は足の動きと対角に、同時に振りましょう。

まず、前腕と上腕は90度の角度に曲げます。前に腕を振るときは、およそ胸の高さまで振り、肩は力を抜いた状態を保ちましょう。

足は自分の足の大きさ分くらい体よりも前に出し、踵から足を地に着けましょう。次に、踵から足の裏全体を使って歩を進めましょう。さらに意識する点として、地面に足が着くとき、膝の関節を軽く曲げるようにしましょう。これで着地の衝撃が和らぎます。

視線を2~3m先の前方に向けます。頭は上げて、背骨の延長上にしっかりと固定して、肩をリラックスさせることを忘れずに。そうすると上体が自然とまっすぐになります。そのまま、この姿勢で規則正しい呼吸を保ちましょう。

いわゆる“クールダウン”は体の機能を通常の状態に戻すために重要です。走ることを急にやめないで、ラスト数分間で徐々に速度を落としていきましょう。そのあとストレッチなどで筋肉をほぐしましょう。サウナや熱いお風呂は回復を早めてくれるのでおすすめです。


ジョギングを続けているとレースに参加する機会も出てくるはず。そこで、各地のレースに参加している編集部Kから、レースを楽しむ、ちょっとしたTipsをご紹介!

東京マラソンのような都市型マラソンでは、スタート地点に並んでから走り始めるまでにかなり時間がかかります。待っている間に雨や風で身体が冷えないように、携帯に便利なビニールポンチョや穴あきビニール袋を持っていると安心です。

雨や汗をかいた時のウエアの擦れ防止、冷え対策としてワセリンが便利です。下着が擦れやすい胸元やわきの下、足の付け根、マメができやすい足、冷えやすいお腹周りに塗りこんでおくと効果を発揮します。これはマラソン以外のスポーツでも活用できますね。

走るなんてとても…と言う方は、ぜひ沿道で応援に参加してみましょう! 東京マラソンはお祭り色の強い大会。トップ選手の颯爽とした走りはもちろん、動物やキャラクターに扮した仮装ランナーへお子さんと一緒にエールを送るのも楽しいですよ。地下鉄の一日乗車券を買って、応援ポイントを巡るのもオススメ。見ているうちにあなたも走りたくなっているかも?!