女性の美と健康にうれしい効果がたくさんあり、人気を集めるスムージー。今回は、春のフルーツや野菜など、栄養たっぷりのごちそうをたっぷり使ったオトナの女性のための特別レシピを、人気野菜ソムリエの平野奈津さんに教えてもらいました。
好みの素材で好きなように気軽に楽しめるのが、スムージーの魅力。気ままに組み合わせてもいいのですが、せっかく作るのなら、より美味しく、栄養バランスのとれたレシピを作ってみませんか？
分量を正確に計り、手順を守ってちょっとしたコツを取り入れることで、お店のような味に仕上がります。
組み合わせによって美味しさを引き立て合い、栄養価がアップするのもうれしいポイント。だまされたと思って、まずはレシピ通りに作ってみてください！
ピンクグレープフルーツやオレンジの柑橘系の香りが、前向きで明るい気持ちをくれるレシピ。ビタミンCたっぷりで美白・風邪予防にもぴったりです。
材料：
ピンクグレープフルーツの絞り汁………80cc
オレンジ（カットして冷凍）……60g
バナナ（カットして冷凍）……30g
人参（生のままカット）……20g
オリゴ糖………大さじ１
作り方：
下準備として、バナナは輪切りにして、オレンジは外側の硬い皮だけを包丁でそいで、中の薄皮ごと一口大にカットし、一晩以上冷凍室に入れておきます。冷凍庫から取り出しミキサーに入れて1～2分回せば完成♪
いちごの本来の旬は春。栄養価たっぷりの摘みたてのいちごをふんだんに使った、桜のようなピンクの色合いが可愛いレシピです。
材料：
いちご（冷凍）……50g
バナナ（冷凍）……60g
牛乳………50cc
プレーンヨーグルト……50cc
オリゴ糖………大さじ１
作り方：
下準備として、バナナは輪切りにして、いちごは大きいサイズは半分に、小さいサイズはそのまま一晩以上冷凍室に入れておきます。冷凍庫から取り出しミキサーに入れて1～2分回せば完成♪
▶いちごはビタミンCが逃げないように、ヘタを取らずに冷凍します。
▶オリゴ糖を入れることで甘みが出て飲みやすくなります。さらにヨーグルトと組み合わせれば、整腸作用がさらにアップ！
ビタミンCたっぷりの、疲れた肌にうるおいをチャージしてくれる組み合わせ。春キャベツのやわらかい舌触りも、キウイのプチプチした食感も両方楽しめます。
材料：
キウイ（冷凍）……50g
りんご（冷凍）……60g
キャベツ（生のままカット）……50cc
牛乳……60cc
ヨーグルト……50cc
オリゴ糖………大さじ１
作り方：
下準備として、キウイは皮を向いて一口大にカット。りんごは皮をむいて一口大に切って一晩以上冷凍室に入れておきます。冷凍庫から取り出しミキサーに入れて1～2分回せば完成♪
▶りんごは切った後にさっと塩水につけて冷凍保存すると、色が抜けるのを防げます。
美味しいスムージーを作るには、レシピ通りにつくること、下準備をしておくこと、ミキサーを使いこなすことがポイントです。
レシピにある分量をきっちり守るだけで、美味しいスムージーが簡単にできます。少し分量が変わると味にばらつきが出てしまいます。細かい分量も測れる、10ml単位の計量カップを用意していただくのがおすすめです。
果物は全て一口大の大きさにカットして、フリーザーパックに平らに並べ、ストローで空気を抜いて圧縮し、冷凍します。こうすれば必要な量だけを取り出せて、いつでもスムージーを楽しめます！しっかり凍らせるために、一晩中冷凍庫に入れておきましょう。
ミキサーは氷が砕けるタイプを選んでください。はじめは「フラッシュスイッチ」ボタンを1秒ずつくらい数回押して、小刻みに回転させ材料をよくなじませます。氷や果物がうまく刃にあたらないときは、スイッチを切ってふたをはずし、スプーンで刃と刃の間を混ぜてから再びスイッチオン。何回か繰り返すと、果実の味が濃厚に引き出され、舌触りがよくなります。
レシピに沿って作ってみると、だんだんそれぞれの野菜やフルーツの特徴がわかってきます。そうしたら、自分のオリジナルのスムージーを作ってみてください！朝食がわりに、おやつに、食後のデザートなど、無理なく楽しく、ライフスタイルに合ったフレッシュなスムージーを楽しんでくださいね。
