・トマト:約200グラム(中1個)
・バナナ:1本
・ヨーグルト(無糖):100cc
・氷:2~3個
■作り方
1.トマト、バナナは一口サイズに切ります。冷凍しておくと氷の分量を減らせます。
2.1とヨーグルト、氷を入れてミキサーにかけ、好みの固さになるまで撹拌します。
3.グラスに移し、甘みが足りなければハチミツを加えます。
「機能性野菜」とは、種改良によって通常の野菜より栄養価を高めた野菜のことです。野菜はカラダに良い」とは周知の事実でも、慢性的な「野菜不足」の現状を打破してくれる、強い味方と言われています。
現在流通している機能性野菜はトマト、ピーマン、ほうれん草、人参など、種類も実に豊富。緑黄色野菜の占有率が高いのもうれしい限りです。
中でも知名度が高い「ブロッコリースーパースプラウト」は、解毒・抗酸化作用にすぐれたスルフォラファンを、通常のブロッコリーよりも高い割合で含んでいることが多くのメディアでも取り上げられ、話題を呼びました。
また、「こどもピーマン(ピー太郎)」は独特の臭いや苦味が少なく、ピーマン嫌いの子どもでも食べられると評判です。通常のピーマンよりビタミンCが約1.5倍、カロテンも約2倍と高栄養価。トマトも赤みが濃く、フルーツのように甘い品種が増えています。
機能性野菜の利点として、ビタミンなどの有用成分が長持ちするものや、火を通しても損なわれにくいものが多いことが挙げられています。
たとえば「ひかりれんこん」は、食物繊維のほかにビタミンC の含有率も高く、でん粉質に守られているため、加熱しても成分がほとんど減らないそうです。人参や白菜、大根なの根菜の機能性野菜は、干し野菜にすれば甘みや栄養素を高め、保存食としても重宝するでしょう。
美への意識が高い女性のあいだで話題の「グリーンスムージー」は、野菜の消費量アップに貢献する美容法とも言われています。機能性野菜でつくれば、さらなる美容効果も期待できそうです。甘みのある品種なら、果物の量を減らして糖分カットにも。
「グリーンスムージー」で使う野菜は葉物が主流のようですが、ここでは「リコピン」たっぷり、トマトのスムージーをご紹介します。
抗酸化作用のある「リコピン」は、紫外線を浴びることで発生する活性酸素に働きかけ、メラニン色素の蓄積を抑えてくれる美肌効果が期待されます。日差しが強まるこれからの季節も、機能性野菜のトマトスムージーで乗り切りましょう。