フォトライターに学ぶ、人生に一度はお勧め“寝台列車の旅”

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慌ただしい日常を離れ、車窓を流れゆく景色を眺めながら、さまざまなことに思いを巡らせる…そんな贅沢な大人の旅におすすめなのが、寝台列車での旅です。乗ったことのない人でも楽しめる貴重な寝台列車の魅力や、今年こそ乗ってみたい列車などを、鉄道フォトライターの栗原景さんに紹介してもらいました。

栗原 景(かげり)さん

鉄道フォトライター 栗原 景(かげり)さん

旅と鉄道をテーマに活躍するフォトライター。小学生の頃から各地の鉄道を一人で乗り歩きするほどの鉄道好き。

栗原さん直伝

寝台列車の素敵な3つのこと

豪華列車の旅だからこそ味わえる、特別な魅力について詳しくご紹介します。

1.移りゆく景色を楽しめる

寝台列車は飛行機や新幹線と違い、少しずつ移り変わる景色や空気感を肌で感じることができます。地域によって違う屋根瓦の色や、見慣れない木々、美しい田園風景など、普段の生活では気づくことのできない発見を楽しんでみましょう。

2.食事が一段と美味しく感じる

列車内の食事だからと甘く見てはいけません。まるで一流ホテルのような完成度の高さと美味しさにビックリしてしまうはず。またお弁当を車内で食べる場合でも、美しい景色と心地よい列車の揺れによって、特別な味わいに大変身します。

3.思いがけない出会いがある

豪華な寝台列車では、ついつい個室でゆっくりと過ごしてしまいがちですが、ラウンジなどのパブリックスペースに積極的に足を運んでみるのもいいものです。同じ目的地に向かって旅をしている仲間同士、自然と打ち解けられるのも寝台列車ならではの魅力です。

極上の旅を演出する 厳選!豪華寝台列車

時間に余裕ができ始めるオトナにオススメしたい寝台列車をご紹介します。
いずれも予約が大変ですが、ゆったりとした列車の旅で、
日々の疲れを癒してみてはいかが?

カシオペア〈上野〜札幌〉

上野と札幌を結ぶ「カシオペア」は、初の全室個室の寝台列車として誕生。現在では本州と北海道を結ぶ唯一の寝台列車です。フレンチのフルコースや懐石料理など食事も充実しており、ゆっくりとくつろげる車内で快適な旅のひと時を楽しめます。2016年の3月で運行終了となってしまうため、ご予約はお早めに!

カシオペア

サンライズエクスプレス〈東京〜出雲市・高松〉

山陰・四国エリアと東京を結ぶ「サンライズエクスプレス」。走るシティホテルを実現化した清潔感のある内装で、アメニティも充実しているため女性だけの旅行にも安心です。車窓からの流れ行く夜景を横目に、持ち込んだお酒やスイーツで静かに列車内女子会を開くのも◎

サンライズエクスプレス

栗原さんが教える 寝台列車(秘)予約テクニック

(秘)予約テクニック

いざ寝台列車に乗ろう! と思っても、貴重な寝台列車は予約をとるのが大変です。カシオペアやサンライズの場合は、キャンセルがでるのを狙って、諦めずに何度も問い合わせてみて。乗車日の前日になるとキャンセル料が一気に上がるため、2日前の夜に問い合わせてみると意外と空いていることがあるんです。

特別な旅が味わえる クルーズトレイントピックス

「ななつ星」に続く豪華寝台列車が、2017年の春に2種誕生予定。観光もたっぷり楽しめる新しい寝台列車の旅をご紹介します。

ななつ星 in 九州〈九州一周〉

2013年の10月より運行を開始した「ななつ星in九州」。列車とは思えない広さと贅を尽くした内装は一流ホテルそのものです。14室ある客室は全てスイートルームとなっており、木を基調としたクラシカルな空間に癒されるはず。九州産の食材を使用した、豪華で繊細な食事も見逃せません。

ななつ星
先取り2017年春

TRAIN SUITE四季島〈上野〜北海道 ほか〉

日本の美しい四季と伝統を感じながらゆったりとした時間を過ごせる豪華観光列車。様々な観光スポットを周りながら、あなただけの上質で優雅な旅を楽しめます。モダンながらも重厚感と高級感の溢れるデザインは圧巻です。

TRAIN SUITE四季島
先取り2017年春

トワイライト エクスプレス瑞風〈大阪・京都〜下関〉

豪華寝台列車の先駆けである「トワイライトエクスプレス」の伝統を受け継ぐ「トワイライトエクスプレス瑞風」。“美しい日本をホテルが走る”というコンセプトで、1両を使ったスイートにはバスタブやプライベートバルコニーを完備した部屋も。くつろぎに満ちた極上のひと時を味わえます。

トワイライト エクスプレス瑞風

鉄道フォトライター 栗原 景(かげり)さん

小学生の頃から全国各地の鉄道を乗り歩くほどの鉄道好き。学生時代から鉄道関連書籍の編集に携わり、その後出版社にて編集を担当。2001年にフリーとなり、多くの雑誌や書籍、Webなどで活躍。「寝台列車の図鑑(KADOKAWA)」など著書多数。

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