冬でもキレイな手元で
子どもが病気で学校を休むと、あなたの仕事から子どもの宿題まですべてに影響があります。だからといって厳しく学校に行かせるべきでしょうか?
この記事では、子どもが病気になったときのシンプルなガイドラインをご紹介します。
子どもが学校を休むべきかどうかの判断基準は?
子どもの具合が明らかに悪そうなときでも、学校に行かせるのはすごく厳しいお母さんだけでしょう。けれど、それほど具合の悪さがはっきりしていることはめったにありません。
そして休んだ子の面倒を見るために、あなたも休みを取らなければならないということも考えると、子どもに学校を休ませるべきか迷うのは仕方のないこと。
そんなときはこの記事で紹介するシンプルなガイドラインを参考にしてみてください!
高熱
お子さんの熱が37.5℃以上の高熱になっている場合、学校を休むことをお勧めします。ただし、平熱によっても変わります。平熱+1~1.5度を目安にしましょう。ただし、38度以上の場合は、病院で診てもらうほうがよいかもしれません。
体温が正常に戻ったら、他の症状がない限り、学校に戻っても問題ありません。
頭痛
疲れから眼精疲労まで、軽い頭痛を引き起こす要因はたくさんあります。子どもが慢性または重症の頭痛を持っている場合は、かかりつけ医に相談しましょう。
軽い頭痛で学校を休む必要はありません。再発の恐れがあったり、その他の症状も伴っている場合はかかりつけ医に相談してください。
嘔吐と下痢
気分が悪かったり、腹痛がある場合、もし症状が治まっていれば学校に行かせて大丈夫です。ただし、先生に懸念を伝え、学校にあなたの連絡先を伝えておくべきでしょう。
子どもが実際に嘔吐する場合は、気分がよくなっているように見えても、少なくとも1日は様子をみるほうが良いです。可能なら、学校を休ませるのがよいかもしれません。下痢の場合についても同様です。
ほとんどの場合、嘔吐や下痢は安静と水分補給でよくなりますが、もしすごく具合が悪そうだったら、かかりつけ医に相談してください。
嘔吐や下痢がない状態で24時間を経過してから登校するのが望ましいです。あるいは学校に相談してみてはいかがですか?
咳、軽い風邪、のどの痛み
咳やのどの痛みはあるけれど、他の症状がない場合は学校に行っても大丈夫でしょう。しかし、熱が上がったり、眠くなったり、震えがある場合は休んでゆっくり家で過ごすのがよいでしょう。
症状が治まり、体温が正常に戻ったら、登校しても問題ないでしょう。
発疹
子どもはあらゆる種類の単純な理由で発疹ができます。けれど発疹は麻疹(はしか)や水疱瘡のような深刻な病気による症状の場合もあります。
麻疹(はしか)や水疱瘡などの疑いがある場合、または発疹に伴って子どもがぐったりしたり、熱や吐き気があったりする場合は、学校を休んでかかりつけ医に診せてください。
かかりつけ医の指導を受けるのが最善です。水疱瘡は、発疹が完全に消えるまでは数週間かかるかもしれませんが、発疹に固い外皮ができて乾燥した状態になったら、学校に戻っても問題ありません。
最初の発疹が出てから約1週間程度かかる傾向がありますが、その期間は様々です。
学校と連絡を取り合う
子どもが学校を休む場合、その日できるだけ早く学校に電話してください。
また、子どもの病気が重かったり、しばらく休んだりすると、かかりつけ医の診断書などの提出を求められることも。学校への連絡方法については以下の点を確認しておくとよいでしょう。
・書類の場合は、子どもが学校に戻ってからで良いか
みんなの健康を維持しよう
残念ながら、誰も病気になってしまうことを防ぐことはできません。菌やウィルス感染を避けるなど、家族の健康にはできるだけ注意して過ごしましょう。例えば、除菌効果を謳っている製品を活用するのも一つの手かもしれませんよ。