冬でもキレイな手元で
ご馳走の食べ過ぎで、知らない間に体重が増えていた……。そんな時は、期間を決めて断食にトライしてみませんか?
疲れた胃腸を休め体が軽やかにリセットする方法を、内科医の石原新菜さんに教えていただきました。
食べ過ぎたと感じたら、断食で体をリセットしましょう
年末年始にフル活動して疲れた胃を休め、体を軽くするためには「食べない」のが一番です。食べ過ぎたと思ったら、お家でも実践できる”プチ断食“にトライしてみましょう。
土日などの週末を利用するのもいいですね。全く食べないというわけではなく、にんじんジュースなどで栄養を効率よく補う”プチ断食”なら、体への負担やストレスも少なくすみます。早い人は、2日間でダイエット効果や健康・美容効果を実感できるはず!
新年の始まりの1月にぜひ、トライしてみてください。
プチ断食が体にいい3つのこと
1. 胃がすっきりして、体が軽くなる
食べ過ぎによる胃もたれなどの症状がすっきりします。ダイエットにももちろん効果的で、3日で3kg減ったという人も! お正月に食べ過ぎてしまった体にぴったりです。
2. 肌がきれいになる
老廃物を出すことで肌もきれいに。胃に使われていた血液が肌全体にいきわたり、細胞も活性化します。
3. 気持ちが前向きになる
体が軽くなり、メンタルもポジティブに。断食中は、幸福を感じるホルモンが出やすくなるとも言われています。
すぐにリセットしたい!
プチ断食[2日コース]
プチ断食では、1日目は固形物を食べずに過ごし、次の日は回復食としておかゆなどを食べます。2日間連続して自宅でゆっくりできる土日などがおすすめです。
前日
断食の前日は、おかゆなど胃の負担にならない食事で、断食の準備をします。
1日目
スケジュール
・ AM 8:00にんじん・りんごジュース
・ AM 10:00具なしみそ汁
・ 正午 12:00にんじん・りんごジュース
・ PM 3:00しょうが紅茶
・ PM 18:00にんじん・りんごジュース
・ AM 10:00具なしみそ汁
・ 正午 12:00にんじん・りんごジュース
・ PM 3:00しょうが紅茶
・ PM 18:00にんじん・りんごジュース
レシピ
究極のデトックス「にんじん・りんごジュース」のつくり方(コップ約2.5杯分)
にんじん2~3本と、りんご1個をジューサーにかけるだけ!
※お好みに合わせてりんごを増やすと飲みやすくなります。
※ビタミンやミネラルを効率よく摂取するために、ミキサーではなくジューサーがおすすめです。
にんじん2~3本と、りんご1個をジューサーにかけるだけ!
※お好みに合わせてりんごを増やすと飲みやすくなります。
※ビタミンやミネラルを効率よく摂取するために、ミキサーではなくジューサーがおすすめです。
おいしくて体が温まる「しょうが紅茶」のつくり方(1杯分)
断食は体が冷えやすいので血行促進、発汗作用のあるしょうがを摂りましょう。しょうがをひとかけすりおろして紅茶に入れ、お好みで黒砂糖やはちみつを入れて飲みます。
断食は体が冷えやすいので血行促進、発汗作用のあるしょうがを摂りましょう。しょうがをひとかけすりおろして紅茶に入れ、お好みで黒砂糖やはちみつを入れて飲みます。
2日目
2日目は、いきなり普通の食事に戻したりせず、回復食としておかゆなどなどをよく噛んでいただきます。塩分不足解消のため、梅干し、みそ汁なども積極的にとります。リバウンドや体調不良を防いで、健康的にダイエット効果を実感できるはず!
スケジュール
- AM 8:00
・おかゆ 茶碗1杯(またはごはんを茶碗5~6分め)
・みそ汁(具は豆腐や麩など)
・梅干し 1~2個
・しらすおろし 小鉢1皿
- AM 10:00
にんじん・りんごジュース
- PM 18:00
・おかゆ 茶碗1杯(またはごはんを茶碗5~6分め)
・みそ汁(具は豆腐や麩など)
・梅干し 1~2個
・しらすおろし 小鉢1皿
・納豆または根菜の煮物
リバウンドふせぐためにも、2日目の食事は重要です。
身体に負担をかけないあっさりとした和食を選びましょう。
身体に負担をかけないあっさりとした和食を選びましょう。
簡単な運動などでリフレッシュしながら、
2日間がんばってみてください!
2日間がんばってみてください!
じっくり取り組みたい
プチ断食[朝だけコース]
1日食べないのはハードすぎる、という方は、朝食をにんじんジュースに置き換えることから始めてみましょう。それだけで十分デトックス効果があります。
スケジュール
- 朝にんじん・りんごジュース
- 昼おそばなどの軽めの食事
- 夜普通どおりの食事
この食事を3日~1週間続けてみましょう。
体が軽くなるのを実感できるはず!
体が軽くなるのを実感できるはず!