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本当は教えたくない、日本の「隠れ」絶景9選

本当は教えたくない、日本の「隠れ」絶景9選

ゴールデンウィークや夏休み、秋の行楽シーズンなどに気合いを入れて定番の観光地に行ったけど人混みに疲れて全然リフレッシュできなかった……、そんな経験はありませんか?

日本には、多くの人に知られていない隠れた絶景がまだまだあるんです。そんな隠れ絶景スポットを石田言行さんに教えていただきました。

※2019年時点の情報です。


絶景1:うなぎを食べて、砂漠に沈む夕日を見る中田島砂丘 なかたじまさきゅう(静岡県浜松市)

うなぎで有名な浜名湖の西、遠州灘に面する「中田島砂丘」は日本三大砂丘のひとつとも言われています。

砂丘は、テレビドラマや映画のロケ地としても使われていて、風の強さや向きによって刻々と表情を変える「風紋」と、その向こうに沈む夕日はまさしく絶景。6~8月にかけて、運が良ければ産卵するアカウミガメの観察もできます。

絶景2:日本にもあった!神秘的な洞窟カフェケイブカフェ(沖縄県南城市なんじょうし)

那覇市内から南へ車で30分の「ガンガラーの谷」は鍾乳洞が崩壊して出来た谷間です。その入口にある「ケイブカフェ」がオススメ。

その名の通り、鍾乳洞が自然の姿のままカフェになっていて、その独特な音響空間を活かし、定期的にライブも開催されています。

また、ケイブカフェ奥の「ガンガラーの谷」は予約定員制のガイドツアーでのみ入れます。

絶景3:四国の秘境を泳ぐ、鯉のぼりの群れ大歩危峡 おおぼけきょう(徳島県三好市)

大歩危峡(おおぼけきょう)は、吉野川の激流で山が削られてできた全長約8kmの大溪谷。川下りの遊覧船から見える断崖絶壁の岩場は国の天然記念物になっています。

ツルでつくられた吊り橋を渡ったり、激流をラフティングで下るアクティビティのほかに、5月のゴールデンウィークには100匹以上の鯉のぼりが川の上を泳ぐ姿を見ることができます。

絶景4:日本海に浮かぶ小さなハワイ水島 みずしま(福井県敦賀市)

敦賀半島の先端に浮かぶ小さな無人島で、「北陸のハワイ」と呼ばれるほど、透明度の高いエメラルドグリーンの海と白い砂浜は絶景です。5月はまだ泳ぐことができませんが、7月上旬からの海水浴シーズンはカップルや家族連れで賑わいます。



絶景5:まるで神様の目線!雲の上のカフェ雲海テラス(北海道勇払郡ゆうふつぐん 星野リゾート トマム)

「雲海」という自然現象を知っていますか? 北海道の星野リゾートトマムでは、太平洋で発生した雲が山を越えて流れ込む、滝のような雲海を見ることができる貴重なスポットです。

その雲海を眼下に見下ろせる「雲海テラス」では、ゆったりとコーヒーを飲みながらその絶景を楽しめます。また、山の上から違った角度で絶景を楽しむことができる6つのユニークなデッキからの眺めは最高です。今後注目したいスポットの1つ。

絶景6:人間のスケールを超えた地下神殿

首都圏 外郭放水路 がいかくほうすいろ(埼玉県春日部市)

都心から車で約1時間半で行ける「地下神殿」。中小河川の洪水があふれ出す前に、江戸川に排水するために作られた世界最大級の地下放水路です。

地上から地下へ100段以上の階段を降りた先にある、高さ18mの巨大なコンクリートの柱がズラッと並ぶ空間はまさに圧巻。特撮映画やアーティストの PV 撮影が行われたこともあり、文字通りの「穴場」スポットです。 見学は、平日限定・完全予約制となっています。

絶景7:土曜の朝からイルカと泳ぐ!東京の離島
御蔵島 みくらしま(東京都 伊豆諸島)

一週間の仕事を終えた金曜の夜、東京竹芝から船に乗って翌朝には海で遊ぶ。こんなに近いのに意外と知られていない穴場スポットが東京の離島です。

中でも、御蔵島は野生のイルカと泳げることで有名な島。イルカの機嫌が良ければかなり近づいて一緒に泳ぐことができます。シーズンは4月中旬から11月中旬まで、ゴールデンウィークも泳げます。なおキャンプは禁止されているので、事前に宿を取らなければ上陸できないので注意が必要です。

絶景8:東京から車で行ける、日本一の星空の村阿智村 あちむら(長野県下伊那郡)

東京から車で4時間半、長野県と岐阜県の境にある阿智村は、環境省認定の「星が最も輝いて見える場所」で1位にもなった、日本一星空が綺麗な村です。標高が高く空気が澄んでいて、四方を山で囲まれているため、肉眼でも美しい星空を見ることができます。

おすすめはナイトツアー。ゴンドラで山頂に登れば、体が吸い込まれそうなほどの満天の星空が広がっています。

絶景9:映画の世界に迷い込む!江戸時代からつづく湯治場四万温泉 積善館 せきぜんかん(群馬県)

映画『千と千尋の神隠し』の舞台となった温泉宿「油屋」のモデルの1つと言われている、群馬四万温泉「積善館」。

赤い欄干が印象的な橋を渡ると、元禄4年に建てられ文化財にも指定されている木造建築の本館があり、映画の中に迷い込んだような気分を味わうことができます。また四万温泉の湯は肌に優しいだけでなく、お湯を飲むことで胃腸病にも効果があるそうです。

石田 言行さん




Trippiece

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