セラピストに聞く、眠れないオトナのためのアロマテラピー

セラピストに聞く、眠れないオトナのためのアロマテラピー

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眠ろうとしても眠れない…そんなオトナの女性が多いようです。体にやさしく眠りにいざなうアロマテラピーはいかがでしょう。1本の精油と、自宅にあるアイテムだけで簡単にできるアロマテラピーを、セラピストの本部順和(ほんべじゅんわ)さんに教えてもらいました。

眠れないオトナの女性に、
アロマテラピーはぴったりです。

「ホルモンバランスの変化による不眠の悩みは、50代女性にとても多く見られます。夜しっかり眠れないと、体調不良やお肌のトラブルにもつながりかねません。充実した楽しい毎日を過ごすためにも、質のよい睡眠はとても大切です。自律神経やホルモンバランスを整え、やさしく眠りに導くアロマテラピーは、オトナの女性にこそおすすめです。好きな香りが、気持ちをゆるませ、やがて体もゆるませてくれます。精油(エッセンシャルオイル)によってはイライラを解消するなどの効果もありますので、気軽にアロマテラピー生活を始めてみてはいかがでしょうか。」

「白梅気養堂」主宰
本部 順和(ほんべ じゅんわ)さん

自宅でアロマテラピーサロンを運営。日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー。
現在は妊活中や更年期女性のケアに力を入れている。

眠れない女性にアロマがおすすめの
3つの理由

ディフューザーがなくても、気軽にできる

精油1本があれば、特別な道具がなくても、ハンカチやマグカップ、洗面器など、自宅にあるものを使ってできるので、さっそく試してみてください。

体にやさしく、ホルモンバランスを整える

更年期の不眠は女性ホルモンと関係しています。アロマテラピーでは、女性ホルモンと似た働きをする精油があり、その植物の力を借りて、ホルモンバランスを整えます。自然の力で悩みを和らげる、体にやさしいケアなのです。

疲労回復、美肌などのうれしい効果も

アロマには、疲労回復やイライラの解消、さらには美肌など、オトナにうれしい効果を持つものもあります。悩みや効能に合わせて、自分にぴったりのものを選んで取り入れてみてください。

アロマテラピーの始め方Step 1
好きな香りを1本、見つけましょう

アロマテラピーのケアの基本は、自分にとって「心地いい」「好き」と感じる香りを使うこと。今回は、特に不眠にはたらきかけてくれる香りをご紹介します。アロマ専門のお店に行って、気に入った精油を選んでみてください。初めての方は使い方をお店の方にアドバイスしてもらうのもいいでしょう。

フローラル系

ネロリ(ビターオレンジの花)、イランイラン、ローズ、ゼラニウム

柑橘系

マンダリン、スイートオレンジ、ベルガモット、グレープフルーツ、プチグレン(ビターオレンジの葉や枝:非柑橘系)

ハーブ系

カモミールローマン、ラベンダー、クラリセージ、フェンネル

ウッド系

サイプレス、シダーウッド、サンダルウッド、ローズウッド

本部さん「オトナの女性に特におすすめなのは、クラリセージ、ゼラニウム、ネロリ、ローズなど。とくにネロリとローズは香りもフェミニンで優雅な気持ちにさせてくれます。」

アロマテラピーの始め方Step 2
眠れない時にやってみよう!
自宅にあるものでできる4つの方法

“いちばん手軽なアロマテラピー”
アロママグカップ

マグカップにお湯を入れてレンジで1分ほど温めます。お湯に好みの精油を2滴ほど垂らして香りを拡散。その水蒸気を吸って香りを楽しみます。お湯が冷めたら終わりどきです。

本部さん「場所をとらずにできて、手軽に気分転換できますよ!」

“足元ぽかぽか、いい香り”
アロマフットバス

洗面器に40〜42度くらいの湯をはり、精油2〜3滴を植物油や無水エタノール(肌にやさしいのは植物油)に混ぜてからお湯に垂らします。ゆったりと椅子に座って10〜15分ほど足浴を。香りの効果に加えて、足から全身が温まってリラックスできますよ。

本部さん「ぬるくなったらお湯を足して。精油は足さなくてOKです。」

“お風呂に好きな香りを入れて”
アロマバス

精油3〜5滴を植物油や無水エタノールに混ぜ、天然塩20〜30gに入れてよく混ぜてから、それを浴槽にはったお湯に入れてよくかき混ぜてから入浴します。全身がほどよく温まって寝つきがよくなります。

本部さん「お湯の温度は38〜40度ぐらいが、ゆったりできておすすめです。」

“つらい凝りや痛みにじんわり効く”
アロマ温湿布

肩こりや膝、腰の痛みなどで寝付けない時に。濡らした小さめのタオルをビニール袋に入れ、レンジで30秒ほど加熱。ビニールに入れたままの熱いタオルに精油を2滴ほど垂らしてタオルを出し、熱すぎない温度になったら凝りや痛みの気になる部分を温めます。

本部さん「鎮痛効果のあるカモミールローマンやラベンダー精油を使うことで症状を和らげ、心地よい眠りに導きます。」

“時間がなくてもカンタンにできる!”
5分でできるアロマテラピー

ハンカチなどに好きな香りの精油をたらして、枕元から少し離れたところに置いておくだけでも効果を発揮します。

自宅でのアロマテラピー
4つの注意点

1.天然の精油を使う

精油は合成品ですと効果や作用が表れにくくなってしまうので、アロマ専門店で購入してください。

2. 肌に直接つけない、ふれない

かぶれることがありますので、精油が肌に直接触れないように注意です。
特にアロマバスの際には、精油はお湯の表面に浮いてしまうので、よくかき混ぜてください。
また、柑橘系の精油は、日に当たるとかぶれの原因となるので、日中の使用は避けてください。

3. 濃度を守る

必ず使用量や濃度を守りましょう。精油のボトル1滴は約0.05mlです。お風呂の場合、200Lに対し5〜6滴が適量です。

4. 換気はこまめに

換気はこまめにしましょう。ずっと同じ精油を使い続けないことも大切です。

本部 順和(ほんべ じゅんわ)さん

教えてくれた人
アロマセラピスト(IFPA認定)
本部 順和(ほんべ じゅんわ)さん

アロマテラピー・SolLunas.LLC代表。書籍編集者、企業広報職などを経て、アロマテラピーの世界に。からだのもつ治癒力と、精油の力を引き出し、笑顔で楽しく毎日を過ごせるお手伝いをしている。


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